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顎関節症
顎関節症について

顎関節症は、虫歯・歯周病に次ぐ第三の歯科疾患といわれています。
それだけ身近な病気であり、生活習慣が大きく関わっています。
症状も様々なので、参考にしてみてください。
あごの症状だけではない!意外な症状も
顎関節症とは、あごの関節部や周りの筋肉に障害が起きる病気です。
なので主に下あごを動かす際にに症状が出ることが多いです。
しかし、あご以外にも症状が出ることも少なくありません。例えば、頭痛や肩こりも顎関節症の症状なのです。
あごの筋肉はあごの周りだけでなく、頭の側面や肩の方までつながってますので、筋肉に異常があると頭痛や肩こりの症状が出る、ということになります。
代表的な症状を以下に挙げますが、ほかにもまさかと思うような症状がたくさんございます。
気になる方はぜひご相談ください。
主な顎関節症の症状
- 口を開け閉めしたときに耳あたりが「カクカク」「パキパキ」音がする
- 口を開け閉めしたときに下あごが横にずれる
- 朝起きた時や、食事中にあごがだるくなる
- お口が開きづらい・開こうとすると痛む
- 頭痛や肩こり・めまいがある
顎関節症の原因となるもの
- 歯ぎしり、食いしばり(日中、就寝中、スポーツなど)
- あごに負担をかける行動(吹奏楽器の使用、頬杖、うつぶせ寝など)る
- かみ合わせのバランスが崩れている、歯並びが悪い
- 古い金属やプラスチックが多く入っている
- 精神的なストレス
顎関節症の治療法
テンプレート療法、マウスピース、マイオモニター、生活指導、ウェルアップ(接触鍼)など
Template
テンプレート
テンプレート療法

テンプレートとは、問題のあるかみ合わせを補正するマウスピースのような装置です。お口の開け閉めや物を噛むときに使う咀嚼筋という筋肉を伸ばし、緊張による顎の痛みや肩こりなどを和らげます。
また、かみ合わせのずれからくる腰痛や頚椎症に付随する症状など、幅広く効果が期待される治療法です。
かみ合わせのずれの原因
- 大きな虫歯や処置後数年以上経過している銀歯、プラスチックなど
- 歯周病により歯が揺れている、または抜けて隙間がある
- 摩耗した古い入れ歯
- 歯並びが悪い
- 歯ぎしり
効果が期待される病気・症状
- 顎関節症
- 頭痛(群発頭痛、偏頭痛、筋緊張性頭痛)
- 頸椎症に付随する諸症状(頭痛、手のシビレ、めまい、集中力の減退、イライラ感)
- 頸椎管狭窄症
- 頸椎ヘルニア
- 筋肉性腰痛椎間板ヘルニアによる痛み
- ぎっくり腰
- 肩こり
- 舌痛症
- ドライアイ
- ドライマウス
- ドライノーズ
- オーラルディスキネジア
- 生理痛
- 神経痛(後頭神経痛、三叉神経痛、座骨神経痛)
- 不良姿勢と脊柱側わん症
- 突発性難聴
- メニエル病
- 鼻炎
- てんかん
- パーキンソン病
注意事項
- テンプレートを外した直後は食事がしづらくなることがございます
- 治療初期は顎が疲れるような症状がでることがございます
- 半年間のテンプレートの調整は重要です。必ずいらしていただくようお願いいたします
- 3~6か月のメインテナンスに来ていただかないと、保証はされませんのでご注意ください
費用と通院期間について
費用 | ¥170,000 |
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通院期間 | 6か月(製作1か月+調整5か月) |
※税込み価格となります。